久しぶりに留め切り加工(額縁加工)してみた
2013年05月22日
簡単そうで意外と難しいのが留め切り加工(額縁加工)面倒なので必要に迫られた時以外やらないのですが、久しぶりに必要に迫られたのでやってみました(笑)

何がそんなに面倒かと言うと最初から最後まで面倒なんです。
ホームセンター等で買ってきた材木は一見形や大きさがそろっているように見えるのですが、そのままではまず使い物になりません。材木は生きていますので、メーカーが加工した時点では大きさがそろっていたとしても、環境の変化や水分の含有量、木取りの位置にもよりますが激しい時は一時間足らずでくるってしまう事もあります。
まずは材料の大きさをそろえるところから開始です。手押しカンナと自動カンナで4面を並行&直角に仕上げます。
次に斜め切りする工具の角度の調整ですが、以前は不要な材料で試し切り&仮組みを行い接合面に隙間が出来なくなるまで何度もこれを繰り返していましたが、最近はデジタル角度計なる物を入手し、だいたい一回で合うようになりました。さすが文明の利器ですね。
やっと材料の切断ですが、ここでもかなり気を使います。長さが0.5mmずれただけでも接合面に隙間が出来ますので、一切気が抜けません。

ここまで気を使って準備すれば完璧に仕上がっても良さそうなものですが、そうならないのが木工の難しいところ。前述したように木材は生きていますので、数時間でくるいが出る場合があります。しかし大きさが変わってしまう為、この段階では材料を削ってそろえる事はできませんので接合面の調整方法を紹介します。
一番左側の図のように隙間が空いた場合、仮組みした状態で、点線の部分に薄刃のノコを何度か通します。
すると面の突起部のみが削られる為、最後には接合面はピッタリと合ってきます。

組みあがりはこんな感じで、今回は段差や隙間無くぴったりと合ってくれました。腕が上がったような錯覚すら覚えますが、運が良かったと言うか、きっと材料と気候が良かったのでしょう。修正無しで仕上がったのは始めてです。
もう眠くなったので(子供か!)明日は出来上がりを紹介したいと思います。

何がそんなに面倒かと言うと最初から最後まで面倒なんです。
ホームセンター等で買ってきた材木は一見形や大きさがそろっているように見えるのですが、そのままではまず使い物になりません。材木は生きていますので、メーカーが加工した時点では大きさがそろっていたとしても、環境の変化や水分の含有量、木取りの位置にもよりますが激しい時は一時間足らずでくるってしまう事もあります。
まずは材料の大きさをそろえるところから開始です。手押しカンナと自動カンナで4面を並行&直角に仕上げます。
次に斜め切りする工具の角度の調整ですが、以前は不要な材料で試し切り&仮組みを行い接合面に隙間が出来なくなるまで何度もこれを繰り返していましたが、最近はデジタル角度計なる物を入手し、だいたい一回で合うようになりました。さすが文明の利器ですね。
やっと材料の切断ですが、ここでもかなり気を使います。長さが0.5mmずれただけでも接合面に隙間が出来ますので、一切気が抜けません。

ここまで気を使って準備すれば完璧に仕上がっても良さそうなものですが、そうならないのが木工の難しいところ。前述したように木材は生きていますので、数時間でくるいが出る場合があります。しかし大きさが変わってしまう為、この段階では材料を削ってそろえる事はできませんので接合面の調整方法を紹介します。
一番左側の図のように隙間が空いた場合、仮組みした状態で、点線の部分に薄刃のノコを何度か通します。
すると面の突起部のみが削られる為、最後には接合面はピッタリと合ってきます。

組みあがりはこんな感じで、今回は段差や隙間無くぴったりと合ってくれました。腕が上がったような錯覚すら覚えますが、運が良かったと言うか、きっと材料と気候が良かったのでしょう。修正無しで仕上がったのは始めてです。
もう眠くなったので(子供か!)明日は出来上がりを紹介したいと思います。
Posted by さうるばーと at 00:31│Comments(0)
│木工