三段のミニニチェストの制作(引出しレールの加工)
2013年03月12日
先日から製作してる三段のミニニチェストの続きです。

引き出しは軽量化の為側板にレールを付け支持するタイプに設計しています。
合版で棚を作り、その上に乗せて支持するタイプだと誤差や歪みが存在しても小さなずれであればゴマカシが効くのですが、どうしても棚板分重くなってしまいます。逆にレールの場合、重量は無視出来るレベルまで軽量となりますが、小さなズレが出ても引出しが動かなくなるなどの懸念が有る為、正確な加工が必要となります。
今回製作したレールは10mmでかなり細い為、釘で打ち付けるとその部分が太ってしまい、引出しの動きが悪くなります。更に季節の変化により材料が歪む可能性もありますので、そのリスクを最小限に止める為、側板に溝を付けレールを打ち込む事にしました。

取り付けには釘を使用しないので接着剤を使用します。そこで接着剤が切れてもレールが抜けないように溝よりも0.2mm程度厚く削り、叩き込む事にしました。この構造であれば将来材料の歪みにより引出しが動かなくなると言う悲劇は起きないでしょう。

引出しの横板だけは出来上がったので仮に合わせてみました。
どのような動かし方をしても上下の引出しが干渉しないように溝と引出しの隙間を計算し、加工しています。
自分の思い通りに製作するとどうしても手間がかかりすぎ、高価な物に仕上がってしまいます。しかし気軽に手が出ない物を作っても売れませんので、もっと修行を積み、この程度加工が一瞬で出来るぐらいの技術を身につけたいものです。

引き出しは軽量化の為側板にレールを付け支持するタイプに設計しています。
合版で棚を作り、その上に乗せて支持するタイプだと誤差や歪みが存在しても小さなずれであればゴマカシが効くのですが、どうしても棚板分重くなってしまいます。逆にレールの場合、重量は無視出来るレベルまで軽量となりますが、小さなズレが出ても引出しが動かなくなるなどの懸念が有る為、正確な加工が必要となります。
今回製作したレールは10mmでかなり細い為、釘で打ち付けるとその部分が太ってしまい、引出しの動きが悪くなります。更に季節の変化により材料が歪む可能性もありますので、そのリスクを最小限に止める為、側板に溝を付けレールを打ち込む事にしました。

取り付けには釘を使用しないので接着剤を使用します。そこで接着剤が切れてもレールが抜けないように溝よりも0.2mm程度厚く削り、叩き込む事にしました。この構造であれば将来材料の歪みにより引出しが動かなくなると言う悲劇は起きないでしょう。

引出しの横板だけは出来上がったので仮に合わせてみました。
どのような動かし方をしても上下の引出しが干渉しないように溝と引出しの隙間を計算し、加工しています。
自分の思い通りに製作するとどうしても手間がかかりすぎ、高価な物に仕上がってしまいます。しかし気軽に手が出ない物を作っても売れませんので、もっと修行を積み、この程度加工が一瞬で出来るぐらいの技術を身につけたいものです。
Posted by さうるばーと at 00:22│Comments(0)
│木工